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う、うーん…
シリアスと言おうか…ヘンな感じと言おうか…

とにかく今回も昔話でいってます。

特別編1の何年か前のココバージョン…?



<bgsound src=midi2/one12.mid loop=infinite> あの時… …ううん、あの時とか、関係ない。 わたは、いつも1人。 わたしは、いつも…… 第46章 わたしは、いつも… いつも、1人ぼっち… みんなは持ってない『力』がわたしにはある。 って言う理由で、わたしはいじめられた。 毎日、毎日… 何年も、何年も……… ……………ずっと。 ある日…わたしはいつも通り、 誰もいない原っぱにちょこんと座り、時間がたつのを待っていた。 1日なんて、早く終わればいいのに。 ただ、それだけを願っていた。 けど、その日はちがった。 「うー………隣、あいてるか?」 「!?」 わたしは思わず、ビクッとした。 わたしに話しかける人なんて、誰もいないから。 いたとしても、どうせいじめてくるのだから。 そう思ってたけど…違った。 「…隣、あいてる?おーい…」 「え?あ、はい…そりゃ、十分に…」 「おぉ、そりゃ助かる。  すこぶる疲れてしょうがなかったんだよ」 「そ、そうですか…」 彼は『人間』だった。 わたし、見るのはじめて。 話すのも、はじめて。 『力』については、言っちゃいけないと思いつつ。 もし言って、嫌われたら、いやだから… 「ふぅ…ここは食い物が多いな…助かる」 「おなか…すいてるんですか?」 「あぁ…今ならカレー8皿は伊達じゃないな」 「…それ、食べすぎ」 「8皿なだけに『腹8分目』だったんだがなぁ…」 「…ほんとはもう2皿増えてるの?」 「…そうだな。  絶好調・大フィーバーの時は12皿はイケるかもな」 「わっ…すごい…」 「もちろん嘘だ」 「わっ…ひどい…」 「…気づけって。  普通の人間がカレー8皿も食えてたまるか…」 「わたし…人間見るのはじめてだから、よくわからない…」 「そっか…なら、しょうがないっか」 「しょうがないんだ…」 「っと…そろそろ寝床を探さないとな…」 「見るからに…ここらには住んでないですよね…」 「そうだ」 「そういえば、どうしてこの村に?」 「…俺な、実は旅をしてるんだよ」 「旅、ですか…?」 「そう、旅なんだ。  ちなみにトラベルは日本語で旅行だぞ」 「聞いてない…」 「そうか、聞いてないか」 「うん」 「なかなか辛口意見だな…そういや、名前は?」 「…わたし?」 「そうだ。ここに俺とお前以外、誰がいる?  霊魂…とかは…無しだぞ」 「わたしの名前…?」 「ああ」 「わたし…」 「ココ」 「ほぉ…なかなかありがちだが、  ダジャレは作りやすいネームだな」 「えと…あの…」 「あ、俺の名前な」 「うん」 「俺の名は…」 「18歳」 「すごい名前だね」 「………本気にすんな」 「ディジェ」 「…ふぇ?」 「いや、ふぇって…俺の名だよ、俺の名!」 「…ディジェ?」 「そう!それ!それそれ!」 「………18歳?」 「そりゃ年齢だ。名前じゃないぞ」 「でも、旅してるって言っても…  この星のどこからきたの…?」 「いや、俺はこの星出身じゃないぞ」 「…じゃあ、どこ?」 「『地球』って知ってるか?」 「うん…あれ」 「おわっ…こっから見えるのかよ…」 「あれだよね…?あの、青いの…」 「そう、あれだ。ものごっつブルーなやつだ」 「あの星で生まれてあの星で育ったんだ、俺は」 「…まあ、もっと限定した場所で言うと、  生まれは…どっかよくわからん国。育ちは日本ってとこだな」 「ふぇ〜………」 「けど、今から2年ぐらい前かな…?  家出同然に出て行った」 「うん…でも、この星へはどうやって…」 「それも説明するから聞け。  実はな、俺…生まれつき…ヘンな『力』があるんだ」 「え…?」 「『念動力』とか『超能力』とか…  あ、『PSI』や『ESP』とも呼ばれてたような…  とにかく、そういう系統だ」 「うん…」 「それで、『テレポート』っつうのかな…?  頭に強くイメージしたとこに瞬間移動するやつ。  それでテキトーな場所をイメージしたんだ。  そしたら、この星だった」 「わぁ…」 そう、彼は旅人。 この星へ来たのは、まったくの偶然。 「いったい、なにをイメージしてここへきたんですかぁ?」 「それは、18歳未満には教えれない内容なんだ」 「…あの、それ…嘘ですよね?」 「嘘だ」 「ふぇ…」 翌日、彼は旅立ってしまった。 そんなこと、十分わかっていた。 …けど、淋しかった。 はじめての話し相手。 …楽しかった。 けど、別れは悲しい。 「また…会いたいな…」 すると、遠くに誰かがいた。 あの2人は、確か幼なじみ。 ………いいな。 わたしも、ああいういっしょにいてくれる子、欲しいな… わたしは、その『想い』が『力』を無意識に覚醒発動した。 そして、わたしの頭上に、光が出ていた。 「幼なじみ…男の子の幼なじみ…欲しいな…  ずっといてくれる友達…欲しいな…」 「………あの人みたいな」 そう呟いた直後、光は消え、何かが落ちてきた。 ぼてっ、どすん… 「あ痛たたたた………」 「あ、あの…大丈夫…?」 わたし達と同じような体してる… 緑色、してる… 「な、なんとか…」 「…よかった」 「ふぅ…とりあえず…どっか遊びに行こう!ココ!」 「え………」 わたしが予想した『彼』の性格じゃなかった。 けど、わたしはこう言った。 「…うんっ!」 「えっと………」 おそるおそる、『彼』の名前を言ってみる。 「ディジェ………ちゃん?」 「………何?」 「…ううん、なんでもない。遊ぼ!」 そして、わたしは忘れていった。 忘れて、現実から逃げていた。 つらいこと。 悲しいこと。 …いじめられたこと。 すべて忘れた。 さらには、『目の前』のディジェに捕らわれ、 『本当』のディジェまでも忘れてしまった………。 「…わかったかい?」 「わたし…今の今まで忘れてた…?」 「仕方の無いことだよ。  たぶん、初めて友好的に接してくれた彼がいなくなり、  あのままだと、君の心が悲しみで果ててしまう。  だから、無意識に忘れて、心の防衛を行ったのさ」 「じゃあ、本当の彼は?」 「…まだ、いるよ。君がいたあの星に」 「ここで、みんなと待ってたら…来るかな?」 「わからない。  まあ、彼みたいに旅をすると言うのも、一理あるけどね」 「………決めた」 「なにをだい?」 「わたし、旅する」 「こっちから、あの人を迎えに行く」 「魔法はどうするんだい?  それで『彼がいるところへ行きたい』と願えば、  すぐにでもかなうよ」 「それは、ずっこいから、しない」 「やっぱり、がんばって歩いて、  たくさん歩いて、たくさん疲れて出会うから、  それなりの楽しみと期待がある。  わたしは、その楽しみのために、がんばる」 「そうか…なら、みんなとは…お別れだね」 「でも、今度は2人で戻ってくるもん」 「………そうだね」

第45章 冷たい『もう1つ』

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第47章 いつか輝くその時まで



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